【イベント登壇レポート】「プロダクトマネージャーになるには」

【イベント登壇レポート】「プロダクトマネージャーになるには」

2019年11月12日(火)・13日(水)、東京・渋谷にて「プロダクトマネージャーカンファレンス 2019 〜すべての企業にプロダクトマネジメントを〜」が開催されました。

今年で4回目を迎えるこのカンファレンスは、日本におけるプロダクトマネジメントの重要性や、プロダクトマネージャーという職種の認知を高め、プロダクトマネジメント業務に携わる人々が情報や意見を交換することで、創造性や先進性に富んだものづくりを推進していくことを狙いとしています。

チームスピリットでは、本イベントにてブース出展を行ったほか、弊社シニアプロダクトマネージャーの小泉 剛が、「プロダクトマネージャーになるには」というテーマで講演いたしました。

発表者

チームスピリット シニアプロダクトマネージャー 小泉 剛

7年以上の経験を持つ、BtoB SaaS のプロダクトマネージャー。ソフトウェアエンジニア出身。アドバンテッジ リスクマネジメント社にて、製品企画、プロジェクトマネジメント、顧客サポート、情シス、マーケティングとプロダクトマネジメントに必要となるすべての分野を経験、ユーザー数200万人を超えるプロダクトへ育てることに成功。現在は、チームスピリットにてシニアプロダクトマネージャーとして、中堅・大規模企業向けの勤怠・就業、工数・プロジェクト管理、経費精算システムの開発を行っている。

講演内容

サービス紹介と体制

株式会社チームスピリットは、働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」を提供するB2B SaaS企業です。「すべての人を、創造する人に。」というミッションのもと、一人ひとりのプロフェッショナルな力を引き出し、強いチームを作ることで、あらゆる人が変化を巻き起こす世界を目指しています。私は現在、プロダクトマネージャー(以下PM)として、「間接時間削減」と「創造時間のマネジメント」にフォーカスした新サービスの開発に取り組んでいます。

新サービス開発は、PMが所属するプロダクトチームとエンジニアおよびQAエンジニアが所属するエンジニアチームのラインがあり、横断的に機能単位のスクラムチームを構成するマトリクス型を採用しています。本に出てくるような綺麗なチーム体制ですよね。各スクラムチームは、エンジニア3〜8名とQAエンジニア1〜2名で構成されています。またチームには、プロダクトデザイナー、テクニカルライターも在籍しています。

How to be a product manager

今日は「どうやってPMになるのか」について話をしていきたいのですが、PMとは何かを定義できないとなれないと思いますので、まずそこから考えたいと思います。

PMとは

「PM=miniCEO」というのはよく言われますが、全然わからないですよね。私もわかりません(笑)。もう少し詳しい説明では「開発・製造、マーケティング、アフターサポート、社内外へのレポート業務まで、製品のライフサイクルの全てに渡って責務を担い、全ての意識決定に関与する」とありますが、そんなスーパーマンはいません。これらを全部やるのは無理だと思います。とはいえ、PMとは何をする役割なのかを、私なりにブレイクダウンして定義してみたいと思います。

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PMは何をするのか?

ユーザーインターフェースをデザインし、綺麗でなくてもいいのでプロトタイピングし、機能仕様書を書き、開発チーム間の調整をし、ユーザの声を代弁し、ヘアースタイルにこだわる、ここまでできたらPMじゃないかと思います。

ちなみに、日本でトップ1、2の BtoB SaaSのPMはヘアスタイルにかなりこだわっています。PMに必須の要素かもしれません(笑)。

PMへの道

もう少し詳しくPMへの道ということで、私の経験をもとに紹介したいと思います。私の場合、ソフトウェアエンジニアを4〜5年経験した後、社内SEを経て、社内SEに加えて製品企画・マーケティング・予算管理等を担当するPMにシフトしていきました。社内SE期からPM期に変わっていくところにヒントが隠されているのではないかと思っています。

思い返してみると、事業会社の社内SEとしての仕事は何かというと、サービスの要件定義、プロジェクトマネジメント、サポート部門からのエスカレーション対応、社内運用・保守の業務改善、マニュアル作成、そして呼ばれたら営業同行や顧客訪問をする。事業会社の社内SEは、PMとかなり近いんじゃないかと思います。ただ全員がPMになれるわけではない。その違いは何でしょうか。

ふつうの社内SEとPMになれる人の違い

重要なのは「意思決定に関与して責務を担うところ」だと考えています。

営業やサポートが強い事業会社の社内SEの場合、「それは社内SEの責任」とか「それは社内SEが決めたことだ」等と言われてしまうことが多いので、結果として責任も負うことになります(笑)。

まとめると、ふつうの社内SEとPMになれる人の違いは、このサービスは自分が良くしていくんだと思うこと、社内のだれよりもドメイン知識に詳しくなること、ユーザは「自分が必要なものをわかってない」と認識すること、そしてどちらにせよ責任は取らされますが(笑)、勝手に自分が責任者だと思い込むこと。こういう仕事をしていくと、PMの仕事ができるようになると思います。最後にヘアスタイルにこだわれば、PMになれるということですね(笑)。

エンジニアの時にやっておくべきこと

ここにはエンジニアの方もたくさんいらっしゃると思うので、エンジニアの時に何を意識しておけばPMになり易いかをお話ししたいと思います。

まずは、プログラマーとして一生懸命仕事をすることですね。商品の仕様に関わったり、要件定義をもっとやってみようということではなくて、エンジニアの仕事を一生懸命やったほうがいいと思います。

特にデバッグに強くなることが大事。エラーログから原因が目に飛び込むくらい強くなることです。PMになった時、ユーザからのフィードバックや現象から、これが正解なんじゃないか、これが必要なんじゃないか、という洞察ができる力を身につけるのが重要だと思っています。例えば同僚が半日くらい不具合の原因が見つからなくて困っていたら、短時間で原因を掴んで教えてあげてください。

また私の中では、ドメイン知識は必要になった時でいいと思っています。私も、現在必要な経費精算の知識はチームスピリットに入社してからキャッチアップしました。また前職でも、ドメインに詳しい社内メンバーに聞きながら知識を身につけていきました。それで十分だと思っています。

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まとめ

最後にまとめますと、PMは開発の調整とかプロジェクトマネジメントをする必要があるので、エンジニアをやっていたほうが少し有利だと感じます。ドメイン知識は、入社してから3ヶ月で覚えればいい。そしてPMは、製品・サービスに一時的にでも人生を捧げる覚悟が必要なんじゃないかと思います。

登壇しての感想

登壇とカンファレンス参加を通じて、人それぞれ、会社ごとのPMの形があるのだなと実感をさらに深めました。特に、BtoBは情報が少ないと思いますのでこういった機会を利用してPM界全体がよりよくなっていったらいいなと考えています。

お知らせ

Product Management Night Tokyo at TeamSpirit

2020年1月15日 19:00 より、弊社京橋オフィスにて、Product management festival の というグローバルのPMコミュニティ主催のMeetupを開催します。日本初開催となりますので是非ご参加ください。

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