- 「クラウド(SaaS)の勤怠管理システムを導入したいが、どうやって選べばよいのか分からない」
- 「既存の勤怠管理システムが自社の働き方に合わずうまく管理できていないので、もっと良いものにリプレースしたい」
- 「勤怠管理システムを比較検討したいけれど、各製品の違いが分からず絞り込めない」
このような悩みを抱えている企業担当者様は多いのではないでしょうか。それもそのはずで、各社が提供する勤怠管理システムの違いはパッと見ただけでは分かりにくく、どれも同じように感じられることが多いかもしれません。
しかし実は、一口にクラウド勤怠管理システムといっても、「対応している打刻方法」や「各機能の柔軟性(カスタマイズ性)」「連携できるシステム」などが、各社で異なります。
本記事では、クラウド勤怠管理システムを「多機能型」と「シンプル型」の2種類に分類し、それぞれの特徴を紹介するとともに、主要な10システムをピックアップして比較します。
具体的なイメージを持っていただくために、本記事で紹介する製品とその選び方を、先にお伝えします。
▼多機能型のクラウド勤怠管理システム
TeamSpirit |
バイバイ タイムカード |
CC-BizMate |
TimePro-VG |
freee人事労務 |
|
種類 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
打刻方法の種類 |
【共通】パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード |
||||
タイムレコーダー |
QRコード |
入退館システム連携 ログオンログオフ連携 |
紙カード式タイムレコーダー 指静脈 顔認証 検温 |
指ハイブリッド認証 指静脈 打刻専用端末 |
|
対応規模 |
50名〜数万名 |
500名以上 |
大規模まで対応 |
300名〜3万名 |
1名〜1,000名程度 |
導入企業数 |
1,700社以上 |
約120社 |
ー |
2万社以上 |
シリーズ累計で、38万事業所の利用実績あり |
ユーザー数 |
約40万人 |
約33万人 |
ー |
ー |
ー |
初期費用 |
150,000円 |
要見積もり |
250,000円〜 |
要見積もり |
0円 |
月額料金 |
月額30,000円 |
要見積もり |
月額10,000円 |
要見積もり |
1人あたり |
こんな企業におすすめ |
50名から数万名規模まで多くの企業におすすめ |
ホテル・旅館業、運輸・倉庫業など |
カスタマイズしつつ月額料金は抑えたい企業 |
自社に合わせて勤怠管理システムを設計・構築したい企業 |
労務手続きを一元管理したい1,000名規模までの企業 |
※時期や状況により内容が異なる場合があります。正確な情報は各製品の提供会社にお問い合わせください。
上記はバックオフィス業務全般を一元管理・効率化したい企業におすすめです。自社の勤怠管理に関する課題を明確にした上で比較検討をし、最終的にはベンダー(提供元)に相談して「本当に自社に合うのか」を確認するのが良いでしょう。 |
▼シンプル型のクラウド勤怠管理システム
KING OF TIME |
ハーモス勤怠 |
ジョブカン |
ジンジャー勤怠 |
CLOUZA |
|
種類 |
シンプル |
シンプル |
シンプル |
シンプル |
シンプル |
打刻方法の種類 |
【共通】パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード |
||||
指紋/指静脈/Windowsログオンログオフ/カメレオンコード/チャット打刻(WowTalk・LINE WORKS)/温度検知連携/入退室管理連携/決済端末連携など |
QRコード/チャット打刻(LINE・Slack・LINE WORKS) |
指静脈/顔認証/チャット打刻(LINE・Slack) |
チャット打刻(Slack・Chatwork) |
ー |
|
対応規模 |
3名〜5,000名の導入実績あり |
中小企業・ベンチャー企業が中心 |
5名〜1万名までの導入実績あり | 10名〜1万名まで | 1名〜最大500名 |
導入企業数 |
約4.4万社 |
約5万社 |
約15万社 |
約1.5万社 |
ー |
ユーザー数 |
約265万 |
ー |
約300万 |
ー |
ー |
初期費用 |
0円 |
0円 |
0円 |
要見積もり |
0円 |
月額料金 |
1人あたり |
1人あたり |
1人あたり 月額200円〜500円 |
1人あたり 月額300円~ |
1人あたり 月額200円〜 |
こんな企業におすすめ |
打刻方法とAPI連携を重視したい企業 |
コストを抑えたい小規模の企業 |
コストを抑えたい1万名以下の企業 |
ジンジャーシリーズで一元管理したい企業 |
とにかくシンプルなシステムが良い企業 |
※時期や状況により内容が異なる場合があります。正確な情報は各製品の提供会社にお問い合わせください。
シンプル型は初めて勤怠管理システムを導入する企業、打刻機能のみを求める企業におすすめです。料金と機能のバランスを考えて比較検討するのが良いでしょう。 |
まずは各製品にどのような違いがあるのかを理解し、その上で各製品の比較検討をしていきましょう。
目次
そもそも各クラウド勤怠管理システムは何が違うのか
「クラウド(SaaS)の勤怠管理システム」は、近年多くの企業で導入が進んでいます。その一方で「種類がたくさんありすぎて選べない」という方も多いのではないでしょうか。
そのような方に向けて、まずは各製品にどのような違いがあるのかを解説していきます。
クラウド勤怠管理システムは大きく2種類に分けられる
まず、クラウド勤怠管理システムは、大きく2種類に分けられます。この記事では「多機能型」と「シンプル型」という分類で解説していきます。
両タイプの特徴を表にまとめると以下のようになります。
多機能型 |
シンプル型 |
|
概要 |
勤怠管理をはじめとするバックオフィス業務を幅広く効率化する |
シンプルな打刻機能で、勤怠管理を行える |
価格 |
シンプル型より価格は高め |
低コストで導入しやすい |
向いている企業 |
・ある程度規模が大きい企業 |
・小規模な企業 |
システムの例 |
TeamSpirit |
KING OF TIME |
表を見ていただければ分かる通り、単純に「どちらが良い」というものではありません。会社によって導入すべきクラウド勤怠管理システムのタイプが異なるため、自社にはどちらが向いているかを考えた上で決めることが大切です。
例えば、まだ社内の電子化が進んでおらず、「いきなり多機能なシステムを導入するのは抵抗がある」という場合や、「とりあえず勤怠管理だけできればいい」という企業にはシンプル型がおすすめです。
一方、「テレワークやフレックスタイム制などの多様な働き方を取り入れている」「勤怠管理だけでなく別の業務も同じシステムで一元管理・効率化したい」という企業には、多機能型の勤怠管理システムがおすすめです。
それでは、各タイプの詳細を見ていきましょう。
多機能型のクラウド勤怠管理システムは、製品によって柔軟性が異なる
多機能型は、勤怠管理だけでなく、他のバックオフィス業務も同じシステム内で一元的に管理できるタイプの勤怠管理システムです。
各システムによりますが、例えば以下のような機能を同一システム内で利用できます。
多機能型のクラウド勤怠管理システムの機能
- シンプル型の機能(打刻・有休申請・残業申請・休暇管理・シフト管理)には標準対応
+
- 工数管理
- 交通費精算
- 給与計算
- 保険料計算
- 入退社手続き
- 販売管理
- 人事評価
- 人事データ管理
- マイナンバー管理
- 社内SNS
※システムによって対応している機能には差があります。なお、当社のクラウド勤怠管理システム「TeamSpirit」の場合は、上記の機能全てを利用できます(一部、外部サービス連携が必要です)。
ただし、多機能型なら何でも良いというわけではありません。一見機能が豊富に備わっているように見えても、「実際に使ってみると自社の多様な働き方やルールに対応できなかった」というケースもあるのです。
例えば、多くの業務範囲に対応していて便利に見えるシステムでも、実際に使ってみると細かい「中抜け」(休憩や離席など)に対応していないなどのケースがあります。
つまり、多機能型のクラウド勤怠管理システムの中でも、製品によって「どこまで柔軟に自社に合わせられるか」が異なるのです。
システムが自社の働き方に対応できない部分は、手作業で修正・反映する必要があるため「むしろ手間がかかって大変」という事態になりかねません。業務効率化を期待して導入したシステムなのに、逆に手間がかかってしまうとなると本末転倒です。
こうした細かい使い勝手の違いは、システムの紹介ページを見ても分からないことが多いです。
詳しくは後述しますが、最終的には「自社独自のルール」や「現在の課題」などを明確にした上で、ベンダーに相談したり、デモを使って実際に使用感を確かめたりして、比較検討することをおすすめします。
シンプル型のクラウド勤怠管理システムは、主に料金と基本機能が異なる
シンプル型は勤怠管理に特化したタイプで、従業員の労働時間の打刻・管理がメインとなっている勤怠管理システムです。
シンプル型のクラウド勤怠管理システムの機能
- 打刻
- 有休申請
- 残業申請
- 休暇管理
- シフト管理
上記のような機能はほとんどのシンプル型のシステムで対応しています。なお、システムによっては勤怠管理以外の機能(簡単な工数管理や交通費精算など)を備えていることもありますが、あくまでメインは勤怠管理です。
料金体系もシンプルなものが多く、初期費用がかからず、月額1人あたり200円~のようなシステムが多くなっています。
クラウド勤怠管理システムの選び方
ここまでは、各勤怠管理システムにどのような違いがあるのかを説明してきました。ここからは以上の内容を踏まえて、どのように製品を比較検討し、絞り込んでいけばよいのかを解説していきます。
- 中規模以上の会社やリプレース(変更)の場合:多機能型がおすすめ
- 小規模な会社かつ導入が初めての場合:シンプル型がおすすめ
順番に説明していきます。
中規模以上の会社やリプレースの場合:多機能型がおすすめ
比較的大きな規模の会社が導入する場合や、既に勤怠管理システムを導入しておりリプレース(変更)したい場合には、多機能型の方がおすすめです。
多機能型であれば、バックオフィス業務全般を一元管理・効率化できるため、働き方が複雑になってきた企業にはピッタリでしょう。
多機能型の勤怠管理システムを比較検討する際は、以下の手順で自社に合いそうな製品をピックアップし、絞り込んでいきましょう。
多機能型の勤怠管理システムを比較検討する手順
- 今まで使っていたシステムの課題を明確にする
- 課題の原因になっていた自社独自のルールや働き方を明確にする
- 上記を解決できそうな製品に目星を付ける(複数の価格帯の製品を選定するのがおすすめ)
- 本当に自社に合うかどうかを確かめるため、ベンダーに相談してみる
前半でもお伝えしたように、多機能型の勤怠管理システムはどれも同じような機能を搭載していますが、どこまで柔軟に自社の働き方に合わせられるかが異なります。
そのため、最終的にはベンダーに相談し、「本当にこの製品で自社の課題を解決できるのか」を確かめるのがおすすめです。
参考までに、多機能型に該当する当社のTeamSpiritを導入するお客様からよく伺うお悩みを紹介します。
既存の勤怠管理システムでは「細かい中抜け」や「部署ごとの独自ルール」などに対応できず、結局手作業で入力調整しているため手間がかかる |
時短社員の残業時間が通常社員と異なるため、目視でチェックが必要となり面倒だ |
時短勤務の社員やコアタイム勤務の社員の残業時間をリアルタイムで管理できないため、「このまま行くと残業上限に引っかかりそうだ」といった問題に気づきにくく、危機感を覚えている |
勤怠管理システムと工数管理のシステムが別なので、社員が面倒に思いこまめに入力してくれない(その結果、月末に適当に入力する社員がいるため、正確な工数管理やプロジェクト原価算出ができない) |
既存の勤怠管理システムで工数管理もしているが、うまく管理できない |
なお、勤怠管理システムを比較検討する際は、異なる価格帯の製品をピックアップするのがおすすめです。「低価格帯の製品では自社の課題を解決できない」といったことがあるので、最初から決め打ちはせず、幅広く候補を選んでみてください。
多機能型のクラウド勤怠管理システム5製品については、「【多機能型】クラウド勤怠管理システムおすすめ5選」で詳しく解説しています。
小規模な会社かつ導入が初めての場合:シンプル型がおすすめ
小規模な会社が初めてクラウド勤怠管理システムを導入する場合には、まずは「シンプル型」のクラウド勤怠管理システムを検討すると良いでしょう。
実際に使ってみないと自社に足りない機能が分からないため、まずは導入してみるのがおすすめです。シンプル型の場合、初期費用がかからず月額制で導入できるシステムも多いため、比較的気軽に導入できます。
いったん低コストで運用してみて、足りない部分や欲しい機能が分かってきたところで、自社に合う「多機能型」へのリプレースを検討してみるのがスムーズでしょう。また、「シンプル型」で十分対応できるようであれば、そのまま使い続ける選択肢もあります。
以下の観点から、自社に合いそうなシンプル型の製品をピックアップしてみてください。
打刻方法 |
自社で使いたい打刻方法に対応しているかどうか |
---|---|
対応規模 |
システム側が推奨している会社の規模または導入実績が、自社の規模に合っているかどうか |
API連携できる外部システム |
自社で既に使っている別のシステム(例えば給与計算ソフト)とAPI連携できるかどうか |
月額料金 |
月額料金が適正かどうか、オプション料金が必要かどうかなど |
シンプル型に該当する5システムについては「【シンプル型】クラウド勤怠管理システムおすすめ5選」をご覧ください。
【多機能型】クラウド勤怠管理システムおすすめ5選
- 「複雑な働き方にも柔軟に対応できる勤怠管理システムを選びたい」
- 「今使っているシステムが自社の働き方に対応できず、手作業が発生して使いづらい」
- 「勤怠管理だけでなく工数管理や他業務もまとめて効率化したい」
このような企業には、多機能型のクラウド勤怠管理システムがおすすめです。
今回紹介する多機能型のクラウド勤怠管理システム5製品は以下の通りです。
TeamSpirit |
バイバイ タイムカード |
CC-BizMate |
TimePro-VG |
freee人事労務 |
|
種類 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
打刻方法の種類 |
【共通】パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード |
||||
タイムレコーダー |
QRコード |
入退館システム連携 ログオンログオフ連携 |
紙カード式タイムレコーダー 指静脈 顔認証 検温 |
指ハイブリッド認証 指静脈 打刻専用端末 |
|
対応規模 |
50名〜数万名 |
500名以上 |
大規模まで対応 |
300名〜3万名 |
1名〜1,000名程度 |
導入企業数 |
1,700社以上 |
約120社 |
ー |
2万社以上 |
シリーズ累計で、38万事業所の利用実績あり |
ユーザー数 |
約40万人 |
約33万人 |
ー |
ー |
ー |
初期費用 |
150,000円 |
要見積もり |
250,000円〜 |
要見積もり |
0円 |
月額料金 |
月額30,000円 |
要見積もり |
月額10,000円 |
要見積もり |
1人あたり |
こんな企業におすすめ |
50名から数万名規模まで多くの企業におすすめ |
ホテル・旅館業、運輸・倉庫業など |
カスタマイズしつつ月額料金は抑えたい企業 |
自社に合わせて勤怠管理システムを設計・構築したい企業 |
労務手続きを一元管理したい1,000名規模までの企業 |
※時期や状況により内容が異なる場合があります。正確な情報は各製品の提供会社にお問い合わせください。
なお、これらのサービスを比較する上で検討すべきポイントは、以下の4つです。
システムの柔軟性 |
自社の働き方に柔軟に対応でき、手作業での修正などが不要になるか(特にリプレースの場合、現在の課題をまとめておくのが良い) |
---|---|
拡張性 |
拡張できる機能の方向性が自社に適しているか(工数管理などを含めた業務効率を重視しているのか、シフト管理や生産性管理などに特化しているのかなど) |
想定規模 |
対応規模が自社の規模とマッチしているか |
サポート体制 |
「自社独自の働き方に合わせてカスタマイズしたい」と考えた時に、それを実現するためのサポートや提案を、ベンダーからしてもらえるか |
繰り返しになりますが、多機能型のクラウド勤怠管理システムの場合、製品の紹介ページや資料だけ見ても「本当に自社がやりたいことを実現できるのか」を判断することは難しいでしょう。
いきなり1社に絞るのではなく、複数の価格帯の中から自社に合いそうなシステムの目星を付けた上で各ベンダーに相談して、「本当に自社の勤怠管理を効率化できるのか」を確認するのがおすすめです。
バックオフィス業務を一元化したいなら「TeamSpirit(チームスピリット)」

打刻方法 |
パソコン/スマートフォン/タブレット/タイムレコーダー/NFCリーダ(カードリーダ)/マイフェアカード・シール/顔認証/セキュリティドア/PCログ |
---|---|
機能 |
①勤怠管理(選べる打刻方法/リアルタイム集計/締め処理の簡易化/働き方改革に対応/法改正対応・コンプライアンス/テレワークを含めた勤務の「見える化」) ②工数管理(カンタン工数登録/勤怠管理システム連動/作業報告/カレンダー連携・モバイル入力/プロジェクト原価と利益の「見える化」/生産性の「見える化」) ③経費精算(電帳法に標準対応/事前申請・精算・差分表示/システム連携・カード連携/交通費もカンタン精算/柔軟な権限設定・デジタル承認/請求書支払い対応) ④電子稟議(ペーパーレス化・リモートワーク対応/細やかなワークフロー設定/代理申請・代理承認/フォーム作成の柔軟性/内部統制) ⑤社内SNS(打刻時コメント投稿/コメント連携/モバイルアプリ対応/グループ作成機能/リンク機能/ファイル添付) ⑥レポート・ダッシュボード(グラフィカルなレポート作成/アラート機能/ダッシュボード/レポート定期実行・自動通知/権限設定/アドオンテンプレート) ⑦タイムレポート(入力UIを1画面に集約/工数登録/カレンダー連携・モバイル入力/勤怠登録/経費登録/作業報告) |
対応規模 |
50名~数万名規模の企業 |
導入企業数 |
1,700社以上(2023年2月末時点) |
ユーザー数 |
40万以上(2023年2月末時点) |
初期費用 |
150,000円 |
月額料金 |
30,000円~(50IDから利用可能) |
TeamSpirit(チームスピリット)の強み
- 勤怠、経費、工数、稟議、社内SNS機能を一元化できる
- 会社独自の細かいルールや、法改正に柔軟に対応できる(100以上の勤務パターンに対応)
- データをもとに働き方を「見える化」し、組織の生産性向上を図れる
TeamSpirit(チームスピリット)が特におすすめの企業
- 既存システムでは機能や柔軟性が不足しており、その課題を解決したい企業
- 働き方や法改正などを加味した上で、その都度発生する課題に対応できるシステムを利用したい企業
- 勤怠管理と工数管理をシームレスに行い、プロジェクトの生産性を高めたい企業
- 自社に合わせたシステム運用を、丁寧にサポートしてもらいたい企業
TeamSpirit(チームスピリット)は、勤怠管理だけでなく工数管理・経費精算などバックオフィス機能を一元化した「働き方改革プラットフォーム」です。
変形労働制や裁量労働制、みなし労働制、管理監督者など多様な勤務体系に対応しており、打刻方法の種類も豊富に取り揃えているため、どんな企業でも柔軟に勤怠管理を行えます。カスタマイズ性の高さも強みであり、企業ごとに存在する100以上の勤務パターンに対応した実績があります。
さらに、ERP・給与計算・管理会計・原価管理などの基幹システムとも柔軟に連携可能で、TeamSpiritのプラットフォーム内で多くの業務を一元管理し、さまざまな業務を効率化することが可能です。
特に「勤怠管理と工数管理を紐づけ、プロジェクトのコスト・スケジュールを簡単に“見える化”し、生産性を高めたい」といった企業から高い評価を得ています。
また、50名~数万名規模の大企業まで多くの企業に導入されており、グロース市場上場企業の22.9%がTeamSpiritを利用しているなど、厳しい上場審査レベルの内部統制にも対応しています。
- より柔軟に自社独自のバックオフィス業務を効率化したい
- 管理だけではなく生産性向上もあわせて実現したい
このような企業は、ぜひTeamSpiritを検討してみてください。
貴社の働き方や人数に合わせたお見積もりを承ります。
勤怠管理システムは働き方や利用人数・利用する機能などによって金額が異なります。
- 自社の課題を確実に解決するためには、どのような機能があればよいのか分からない
- 費用の目安も分からず不安
- 一度製品を使ってみてから、考えたい
このような方に、TeamSpiritではお見積もり依頼や製品デモンストレーションの利用などを承ります。
ぜひお気軽にお問合せください。
サービス業・運輸・流通などに向いている「バイバイタイムカード」

打刻方法 |
パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/QRコード/指静脈/Windowsログオン/携帯電話+画面メモ |
---|---|
機能 |
有休・振休・代休 付与・残数管理 |
対応規模 |
500名以上 |
導入企業数 |
120社 |
ユーザー数 |
33万人 |
初期費用 |
要見積もり |
月額料金 |
要見積もり |
バイバイタイムカードの強み
- 1,000人以上の規模の市場で8年連続シェア1位を獲得
- ホテル・旅館業、運輸・倉庫業、流通・サービス業などにおける、従来のシステムでは実現が難しかった複雑な勤怠管理にも対応
バイバイタイムカードが特におすすめの企業 ホテル・旅館業、運輸・倉庫業、流通・サービス業など、シンプル型の勤怠管理システムではうまく管理できない企業 |
バイバイタイムカードは、複雑な就業ルールを持つ大規模の会社に選ばれているクラウド勤怠管理システムです。1社あたりの社員数は平均2,750名と、2,000名を超える規模の会社に多く採用されています。
特に、パソコンなどデジタルツールに不慣れな従業員が多い現場や、ホテル・運輸・飲食・レジャー産業など、サービス業に分類される企業への導入実績が多くあります。
勤怠管理だけでなく、社食システム機能やシフト管理機能、生産性管理機能などもあり、業務を効率化したい企業におすすめです。
カスタマイズしつつ月額料金を抑えたいなら「CC-BizMate」

打刻方法 |
パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/入退館システム連携/ログインログオフ連携 |
---|---|
機能 |
打刻管理 |
対応規模 |
大規模まで対応 |
導入企業数 |
ー |
ユーザー数 |
ー |
初期費用 |
250,000円~ |
月額料金 |
月額10,000円(50ユーザまで)~ |
CC-BizMateの強み
- 社員ごとに1日の労働時間の内訳を管理できる
- 企業に合ったアドオン開発が可能なため、独自の勤務ルールに対応できる
CC-BizMateが特におすすめの企業 自社仕様にカスタマイズしつつ月額料金は抑えたい企業 |
CC-BizMateは、工数管理や生産性管理も行えるクラウド勤怠管理システムです。1人あたり月額200円~と安価な月額料金ながら、自社の要件に合わせたカスタマイズが可能です。
小規模~大規模の企業まで対応可能で、業種もIT業から小売業、製造業までさまざまな分野での導入実績があります。
自社仕様にカスタマイズしつつ月額料金は抑えたい企業におすすめです。
自社に合わせてシステムを設計・構築したいなら「TimePro-VG」

打刻方法 |
パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/紙カード式タイムレコーダー/生体認証(指静脈、顔、検温) |
---|---|
機能 |
届出ワークフロー など、その他多数 |
対応規模 |
300名~3万名 |
導入企業数 |
2万社以上 |
ユーザー数 |
ー |
初期費用 |
要見積もり |
月額料金 |
要見積もり |
TimePro-VG の強み
- 中~大規模企業の導入実績が多い
- 自社の課題に合わせてヒアリング・要件定義・設計・構築が可能
TimePro-VG が特におすすめの企業 自社の働き方や業務内容の問題点に合わせて勤怠管理システムを設計・構築したい企業 |
TimePro-VGは、500名以上の中~大規模企業の導入実績が多いクラウド勤怠管理システムです。
※同じシステムでオンプレミスも選択可能です。
通常の勤怠管理の他、雇用契約書出力や9999種のシフト管理、人件費計算など、業務フローに沿った設計ができます。
自社の働き方や業務内容の問題点に合わせて、ヒアリング・要件定義・設計・構築までを行ってくれるため、オリジナルのシステムを構築したい企業におすすめです。
人事労務も一元管理したいなら「freee人事労務」

打刻方法 |
パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/指ハイブリッド認証/指静脈認証/打刻専用端末 |
---|---|
機能 |
勤怠管理 |
対応規模 |
1名~1,000名程度 |
導入企業数 |
シリーズ累計で、38万事業所の利用実績あり |
ユーザー数 |
ー |
初期費用 |
要問合せ |
月額料金 |
1人あたり月額800円~(6名以降) ※勤怠管理機能を入れた場合 |
freee人事労務の強み
- 労務手続きを一元化できる
freee人事労務が特におすすめの企業 労務手続きを一元管理したい1,000名規模までの企業 |
freee人事労務は、勤怠管理・労務管理・給与計算・給与明細作成・入退社手続き・年末調整まで、バックオフィスの業務を一気通貫で管理できるクラウドシステムです。
6名以降の月額料金は、機能によって400円~1,100円と幅があり、企業の目的に合わせて選べます。ただし、どちらかというと労務管理に重きを置いたシステムであり、勤怠管理機能が含まれていないプランもあるので注意しましょう。
1名から1,000名程度までの比較的規模が小さい企業に対応したサービスのため、それくらいの規模で、労務手続きを一元管理したい企業におすすめです。
多機能型の勤怠管理システムならTeamSpiritにご相談ください
ここまで5つの多機能型システムを紹介しましたが、もしまだ候補が見つからない場合は、ぜひTeamSpiritを検討してみてください。
特に以下のような企業からの評判が高く、他社製品からのリプレース先にも選ばれています。
- 既存の勤怠管理システムでは「細かい中抜け」や「部署ごとの独自ルール」などに対応できず、結局手作業で入力調整しているため手間がかかる
- 時短社員の残業時間が通常社員と異なるため、目視でチェックが必要となり面倒くさい
- 時短勤務の社員やコアタイム勤務の社員の残業時間をリアルタイムで管理できないため、「このまま行くと残業上限に引っかかりそうだ」といった問題に気づきにくく、危機感を覚えている
- 勤怠管理システムと工数管理のシステムが別なので、社員が面倒に感じこまめに入力してくれない(その結果、月末にまとめて入力することになり、正確な工数管理やプロジェクト原価算出ができない)
- 既存の勤怠管理システムで工数管理もしているが、うまく管理できない
上記のような課題をお持ちの企業担当者の方がいましたら、ぜひTeamSpiritを候補の一つとして検討してみてください。
貴社の働き方や人数に合わせたお見積もりを承ります。
勤怠管理システムは働き方や利用人数・利用する機能などによって金額が異なります。
- 自社の課題を確実に解決するためには、どのような機能があればよいのか分からない
- 費用の目安も分からず不安
- 一度製品を使ってみてから、考えたい
このような方に、TeamSpiritではお見積もり依頼や製品デモンストレーションの利用などを承ります。
ぜひお気軽にお問合せください。
【シンプル型】クラウド勤怠管理システムおすすめ5選
- 「初めての導入のため、まずは料金の安いクラウド勤怠管理システムを選びたい」
- 「小規模の会社で勤務体系もシンプルだから低コストで抑えたい」
このような企業には、初期費用なし・月額1人あたり200円程度から導入できるシンプル型のクラウド勤怠管理システムがおすすめです。
今回紹介するシンプル型のクラウド勤怠管理システム5製品は以下の通りです。
KING OF TIME |
ハーモス勤怠 |
ジョブカン |
ジンジャー勤怠 |
CLOUZA |
|
種類 |
シンプル |
シンプル |
シンプル |
シンプル |
シンプル |
打刻方法の種類 |
【共通】パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード |
||||
指紋/指静脈/Windowsログオンログオフ/カメレオンコード/チャット打刻(WowTalk・LINE WORKS)/温度検知連携/入退室管理連携/決済端末連携など |
QRコード/チャット打刻(LINE・Slack・LINE WORKS) |
指静脈/顔認証/チャット打刻(LINE・Slack) |
チャット打刻(Slack・Chatwork) |
ー |
|
対応規模 |
3名〜5,000名の導入実績あり |
中小企業・ベンチャー企業が中心 |
5名〜1万名までの導入実績あり | 10名〜1万名まで | 1名〜最大500名 |
導入企業数 |
約4.4万社 |
約5万社 |
約15万社 |
約1.5万社 |
ー |
ユーザー数 |
約265万 |
ー |
約300万 |
ー |
ー |
初期費用 |
0円 |
0円 |
0円 |
要見積もり |
0円 |
月額料金 |
1人あたり |
1人あたり |
1人あたり 月額200円〜500円 |
1人あたり 月額300円~ |
1人あたり 月額200円〜 |
こんな企業におすすめ |
打刻方法とAPI連携を重視したい企業 |
コストを抑えたい小規模の企業 |
コストを抑えたい1万名以下の企業 |
ジンジャーシリーズで一元管理したい企業 |
とにかくシンプルなシステムが良い企業 |
※時期や状況により内容が異なる場合があります。正確な情報は各製品の提供会社にお問い合わせください。
※状況により異なる場合があるので、詳細は各システムの提供元にお問い合わせください。
なお、これらのサービスを比較する上で検討すべきポイントは、以下の4つです。
打刻方法 |
自社で使いたい打刻方法に対応しているかどうか |
---|---|
対応規模 |
システム側が推奨している会社の規模または導入実績が、自社の規模に合っているかどうか |
API連携できる外部システム |
自社で既に使っている別のシステム(例えば給与計算ソフト)とAPI連携できるかどうか |
月額料金 |
月額料金が適正かどうか、オプション料金が必要かどうかなど |
価格だけで選ぶのではなく、自社で想定している使い方や規模、外部システムとの連携も考慮した上で選定しましょう。
ほとんどのシンプル型のクラウド勤怠管理システムは、無料体験が可能です。いくつかシステムをピックアップして、使用感を現場レベルで実際に試した上で採用するシステムを決めていくのがおすすめです。
打刻の種類とAPI連携で選ぶなら「KING OF TIME」

打刻方法 |
パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード・指紋・指静脈・Windowsログオンログオフ・カメレオンコード |
---|---|
機能 |
残業時間の管理/スケジュール・シフト管理/フレックス・変形労働制/管理権限機能/ワークフロー(申請・承認)/補助項目機能(工数管理・交通費精算)/休暇管理機能/アラート機能・通知機能/各種給与ソフトとの連携/CSVやPDFなどでのエクスポート・インポート/勤務状況確認/海外対応・英語対応/働き方改革関連設定/データ分析/人事労務/在宅勤務・テレワーク・時差出勤に対応 |
対応規模 |
3名~5,000名の導入実績あり |
導入企業数 |
4.4万社 |
利用ID数 |
265万 |
API連携できる外部システム |
34サービス |
初期費用 |
0円 |
月額料金 |
1人あたり月額300円 |
KING OF TIMEの強み
Windowsログオンログオフや決済端末連携、健康管理アプリなど、打刻方法の種類が多い
API連携できる外部システムが34サービスと、他システムと比べてもかなり豊富
KING OF TIMEが特におすすめの企業 小規模企業から5,000名までの中規模の企業、打刻方法の種類の豊富さを重視したい企業、API連携できる外部サービスの多さを重視したい企業 |
KING OF TIMEは、導入企業数4.4万社以上、利用ユーザー数265万人以上のシンプル型のクラウド勤怠管理システムです。初期費用なし、月額料金300円(1人あたり)のワンプライスというシンプルな料金体系が魅力です。
打刻方法の種類が豊富であり、同じシンプル型の他サービスがあまり対応していないカメレオンコードやチャット打刻(WowTalk・LINE WORKS)、決済端末連携、温度検知連携などを利用できます。
また、API連携できる外部システムが多く、freee人事労務、マネーフォワードクラウド給与、SmartHR、給与奉行クラウドなど34のサービスとシームレスに連携できます。
さらに、追加料金なしで同シリーズの人事労務システム、データ分析システム、給与計算システムも利用できるのが嬉しいポイントです。
料金で選ぶなら無料から使える「ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)」

打刻方法 |
パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード・QRコード・チャットツール連携(LINE・Slack・LINE WORKS) |
---|---|
機能 |
日々の勤怠確認(打刻データ・勤務データ)/申請・承認(ワークフロー)/勤怠データ出力(CSV出力)/勤怠レポート(勤怠状況を可視化)/残業アラート(36協定で定める残業把握)/有給休暇等の休日・休暇管理/テレワーク・在宅勤務への対応/さまざまな就業規則への対応 |
対応規模 |
中小企業・ベンチャー企業が中心 |
導入企業数 |
5万社 |
利用ID数 |
ー |
API連携できる外部システム |
6サービス |
初期費用 |
0円 |
月額料金 |
30名以下の場合:無料 |
ハーモス勤怠の強み
従業員30名以下なら無料、31名以上でも月額100円~と、月額料金が安い
Web給与明細や年末調整にも対応できる
ハーモス勤怠が特におすすめの企業 中小企業やベンチャー企業など従業員数がそれほど多くない企業、チャットツール連携(LINE・Slack・LINE WORKS)で打刻したい企業、Web給与明細や年末調整にも対応したい企業、できるだけ安く勤怠管理システムを導入したい企業 |
ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)は、中小企業・ベンチャー企業を中心に累計50,000社の導入実績があるクラウド勤怠管理システムです。以前は「IEYASU」というサービス名でしたが、2022年2月からサービス名を変更しています。
初期費用は無料で、従業員30名以下ならなんと月額料金も無料でサービスを利用できます。31名以上の場合は1人あたり月額100円~となります。また、Web給与明細や年末調整の機能も完全無料で使うことができます。
価格の安さで選びたい中小企業やベンチャー企業など、従業員数がそれほど多くない企業に特におすすめです。
導入企業数で選ぶなら「ジョブカン勤怠管理」

打刻方法 |
パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード・指静脈・顔認証・チャットツール連携(LINE・Slack) |
---|---|
機能 |
出勤管理/シフト管理/休暇の申請管理/スマートフォン対応/工数管理/自動集計/超過労働対策/外国語表示/医療機関特化 |
対応規模 |
5名~1万名までの導入実績あり |
導入企業数 |
15万社 |
利用ID数 |
300万(2022年秋時点) |
API連携できる外部システム |
6サービス |
初期費用 |
0円 |
月額料金 |
1人あたり月額200円~500円 |
ジョブカン勤怠管理の強み
シリーズ累計導入実績が15万社を超えており、導入企業数がトップレベル
ジョブカン勤怠管理が特におすすめの企業 導入実績の多い勤怠管理システムを利用したい企業、複雑なシフトパターンがある医療機関 |
ジョブカン勤怠管理は、ITトレンドの勤怠管理・就業管理システムの年間ランキング2022でNo.1を獲得したシステムです。シリーズ累計導入実績は15万社を超えており、多くの勤怠管理システムの中でもトップレベルの導入数を誇ります。
初期費用は無料で、月額費用は機能の組み合わせで200円~500円(1人あたり)です。出勤管理のみを利用する場合は月額200円で、出勤管理とシフト管理、休暇・申請管理、工数管理を全て利用する場合は月額500円となります。
1万名規模の会社にも対応しているため、導入実績で選びたい中規模~大規模の企業におすすめです。また、医療現場に特化した機能もあるため、医療機関でシンプル型のシステムを導入したい企業もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
シリーズで一元管理したいなら「ジンジャー勤怠(jinjer勤怠)」

打刻方法 |
パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード・チャット打刻(Slack・Chatwork) |
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機能 |
出退勤管理/自動集計/申請承認(ワークフロー)/シフト管理/有休管理/予実管理/アラート機能/英語対応 |
対応規模 |
10名~1万名まで |
導入企業数 |
1.5万社 |
利用ID数 |
ー |
API連携できる外部システム |
ー |
初期費用 |
要見積もり |
月額料金 |
1人あたり月額300円~ |
ジンジャー勤怠の強み
外部システムとのAPI連携は無いが、他のジンジャーシリーズ(人事労務・給与・経費・請求書・電子契約など)と連携すればバックオフィス業務を一元管理できる
ジンジャー勤怠が特におすすめの企業 ジンジャーシリーズでバックオフィス業務を一元管理したい企業、チャット打刻したい企業 |
ジンジャー勤怠は、1.5万社が導入しているジンジャーシリーズのうちの1つの機能として存在する勤怠管理システムです。
初期費用は無料で、月額料金は1人あたり300円です。なお、ジンジャー勤怠と同じジンジャーシリーズには、ほかに「jinjer人事労務」「jinjer給与」「jinjerワークフロー」というサービスも存在しており、それらもそれぞれ月額300円/人で使える料金体系となっています。
ジンジャー勤怠には有料オプション機能もあり、雇用契約や社保手続きなどにも対応させたい場合には、別途追加料金を支払って機能を拡充することができます。
「API連携できる外部システムが無い」のがジンジャー勤怠の弱みであるため、ジンジャー勤怠を利用するならば、ジンジャーシリーズ内で機能を追加し、他の業務もカバーするのがおすすめの使い方です。
シンプルなシステムが良いなら「CLOUZA(クラウザ)」

打刻方法 |
パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード |
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機能 |
リアルタイム管理/見やすい集計画面/シフト管理/外部ソフト連携/位置情報の確認が可能/PDF出力/カンタン設定/アラート機能/年次有給休暇管理/申請承認ワークフロー/在宅勤務管理 |
対応規模 |
1名~最大500名(100名以内推奨) |
導入企業数 |
ー |
利用ID数 |
ー |
API連携できる外部システム |
ー |
初期費用 |
0円 |
月額料金 |
1人あたり月額200円~ |
CLOUZA(クラウザ)の強み
完全従量課金制なので、繁忙期に従業員数を増やす企業にも対応できる
CLOUZA(クラウザ)が特におすすめの企業 比較的小規模な企業、オンシーズンとオフシーズンで打刻する従業員の人数が変わる企業 |
CLOUZA(クラウザ)は、勤怠管理システムのラインナップを多数持つアマノ株式会社のエントリーモデルにあたるクラウド型システムです。1名~最大500名までの管理が可能ですが、公式サイトでは100名規模までの利用を推奨しています。
初期費用が無料・月額200円/人で、「毎月打刻した人数だけ」の完全従量課金制なので、閑散期と繁忙期で勤怠管理をする人数が変動する企業におすすめです。
特徴的な機能やAPI連携できるシステムはなく、「とにかくシンプルなクラウド勤怠管理システムが良い」という企業に向いています。
まとめ|自社に合ったクラウド勤怠管理システムを選ぼう
この記事では、クラウド勤怠管理システムを2種類(シンプル型と多機能型)に分けて、両タイプの違いやそれぞれの特徴、そしておすすめのシステムまで具体的に紹介しました。
多機能型は、どちらかというと中~大企業に向いているクラウド勤怠管理システムです。勤怠管理以外に工数管理や他業務にも対応しているというメリットがあります。自社に合わせて柔軟なカスタマイズができるか、自社に必要なサポートを受けられるかといった観点を中心に、比較検討していくと良いでしょう。
一方シンプル型は、初期費用ゼロ、月額料金も1人あたり200円程度の製品が多く、導入しやすい料金体系になっているシステムがほとんどです。ただし、会社ごとにカスタマイズするのは難しいため、変則的な働き方を導入している企業は手作業での調整が必要になることがあります。
どちらを選ぶにせよ、いきなり一社のサービスに絞り込んでしまうのではなく、価格帯が異なる複数の製品をピックアップし、ベンダーに相談してみるのがおすすめです。
よくある質問とその回答
よくあるご質問
Q1.クラウド勤怠管理システムはどのように選べばいいですか?
小規模な会社かつ導入が初めての場合には「シンプル型」、中規模以上の会社やリプレースの場合には「多機能型」がおすすめです。
シンプル型とは、初期費用が無料で、1人あたり月額200円程度から導入できるクラウド勤怠管理システムです。日々の勤怠管理がメインの機能となります。
多機能型は、より柔軟な働き方に対応でき、他業務も一元管理できるようなクラウド勤怠管理システムです。
詳しくは「クラウド勤怠管理システムの選び方」をご覧ください。
Q2.既存のシステムでは自社に合わないので、リプレース先を探しています。おすすめはありますか?
中規模以上の会社やリプレースの場合におすすめな「多機能型」のクラウド勤怠管理システムは、以下の通りです。
- バックオフィス業務を一元化したいなら「TeamSpirit(チームスピリット)」
- サービス業・運輸・流通などに向いている「バイバイタイムカード」
- カスタマイズしつつ月額料金を抑えたいなら「CC-BizMate」
- 自社に合わせてシステムを設計・構築したいなら「TimePro-VG」
- 人事労務も一元管理したいなら「freee人事労務」
詳しくは「【多機能型】クラウド勤怠管理システムおすすめ5選」をご覧ください。
Q3.シンプルな打刻機能のみのクラウド勤怠管理システムを探しています。おすすめはありますか?
小規模な会社や、導入が初めての企業におすすめな「シンプル型」のクラウド勤怠管理システムは以下の通りです。
- 打刻の種類とAPI連携で選ぶなら「KING OF TIME」
- 料金で選ぶなら無料から使える「ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)」
- 導入企業数で選ぶなら「ジョブカン勤怠管理」
- シリーズで一元管理したいなら「ジンジャー勤怠(jinjer勤怠)」
- シンプルなシステムが良いなら「CLOUZA(クラウザ)」
詳しくは「【シンプル型】クラウド勤怠管理システムおすすめ5選」をご覧ください。