2020/05/26
チームスピリット社員に聞く!テレワークのコツ 〜 vol.1 子育て社員編 〜

このブログでは、2014年からテレワークに積極的に取り組み、また昨今の新型コロナウイルス感染拡大を受け、1月末から原則全社員一斉テレワークを実施している現在も、平時とほぼ変わらない生産性を維持することができている株式会社チームスピリットのテレワークの仕組みやコツ、事例などを全8回でご紹介いたします(今回は第4回)。
※第1〜3回の連載もぜひご覧ください!
第4回では、「チームスピリット社員に実際に聞いた、働き方別のテレワークのコツ」と題して「子育て社員編」「新入社員編」「職種別編」「チーム運営編」の4編に分けてご紹介します。
今回は「子育て社員編」をお送りします!
テレワーク座談会 vol.1:子育て社員編
目次
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座談会テーマの趣旨
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参加者の紹介
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座談会
① テレワークで困っている or 難しいと感じていることは?
② 仕事と家庭を上手く両立させるための工夫は?
③ 在宅勤務で仕事も家庭も諦めなくてよい理想の働き方・労働環境とは?
4. まとめ
1. 座談会の趣旨
新型コロナウイルス対策で学校や保育所などがお休みになりリモートワークと育児の両立で悩んでいる方も多いと思います。チームスピリットで在宅勤務と育児を両立している社員の悩みや働き方などの生の声やノウハウをお届けすることを目的にオンライン座談会を開催しました。
2. 参加者の紹介
今回は、チームスピリットで働く子育て中の4名の社員から、おうち育児の悩みや、仕事と両立していくための工夫について話して頂きました 。
Yasunobuさん
- カスタマーサクセスチームに所属
- 5人家族(妻、高1の長男、中2の長女、小3の次男)
- 奥さんは教職のため平日は終日外に働きに出ている。
- 平日の日中は業務の合間に育児や家事を行っている。
Matsudaさん
- カスタマーサクセスチームに所属
- 5人家族(妻、年中の双子、小1の娘)
- 奥さんも4月から在宅勤務
- 4月以降、子供を学童や保育園には一切預けておらず、基本的に家族5人で生活
Ayanoさん
- カスタマーサクセスチームに所属
- 3人家族(中1の長男、小5の次男)
- 子供達の休み期間ということで、3人で生活
Murakamiさん
- 人事チームに所属
- 4人家族(夫、小6の長男、年中の次男)
- 4月から子供たちが学童に行っていないため、バタバタしている
3. 座談会
① テレワークで困っている or 難しいと感じていることは?
Ayano:私が困っていることは、大枠として「業務」と「子育て」の2軸あります。子供の勉強を見ることとか、子供の生活を守るという部分で考えることがいろいろあります。
Yasunobu:うちの長男は今年高校に上がりましたが入学式にしか出れていない状況です。学校から供給される学習プラットフォームの設定などは全て親がやらなければならず苦労しました。5月になった今、ようやく課題の提出などが始まりました。中学校の卒業後、高校の友達ができていない。そこが心配ですね。中2の娘は音楽の私立の中学校に通っていて、小3の次男は公立の小学校に通っています。公立は私立よりIT化が遅れているように感じます。課題が山のように送付されてきて、小3では自分で学習計画を立てることができないので私が考えています。小3の次男が習っている校外学習の英会話はオンライン授業になりました。「なんか画面が変になった」、「声が聞こえない」など、子供からの"助けて!"を仕事の合間合間で対応しています。学校の先生が本来やってくれていたことを家庭で対応しなければいけないことが問題ですね。みなさんはどうですか?
Ayano:うちは学校が休みになるとなった時点で、すぐにオンラインの自己学習サービスに登録しました。大変ではあるけれど、こういう風に子供のことで悩めるのは、チームスピリットが在宅勤務に理解があって、信頼してくれて仕事をさせてくれているのが大前提としてあると思いますね。
Murakami:そうですね。仕事の悩みももちろんあるんですけど、それ以上に子供のことで悩めるというのは、会社がいろいろ整えてくれてるからなので、ありがたいですね。
Matsuda:子供を見ながら仕事をしなければいけないというのもそうですが、オンオフの切り替えが難しくて、何かあればPCを開いてしまい、普段以上に仕事をしてしまってますね。。
Murakami:そうそう!気づいたら夕ご飯準備の時間になっていて、「やってしまった・・・」みたいな時がありますね(笑)
Yasunobu:僕も気分転換を兼ねて昼ごはんを作ったり、洗濯を干したり入れたりと定期的に時間を決めて家事をやって、奥さんが帰ってきたら夕飯を作ってくれたりする。ご飯を食べてお風呂に入ってみんな寝静まったら仕事するみたいな。そんなふうに時間を分割して子供が入ってこないようにこの時間に仕事をしよう、と計画してますね。
② 仕事と家庭を上手く両立させるための工夫は?
Yasunobu:うーん、、、うまくやれてるのかな?って
Matsuda:そうなんですよね。まず。
Murakami:うまくやれているのかはわからないけども、工夫しようと頑張っていることと言えば、1日3回のご飯を作らないといけなから、もう朝の時点で3食これにするって決めておくという。今日のお昼はこれ!って。それが決まっていない日の朝はちょっと焦りますね。冷蔵庫ガラガラとか。(笑)
Ayano:確かに、土日の作り置きは以前よりしっかりするようになりましたね。
Yasunobu:うちは奥さんが作り置き嫌いなんだよね。買い物に1週間に1~2回行くんだけど、その時に1週間分の昼ご飯を作るためにこれを買っておこうとか、計画しながら買い物をしてるね。麺を2日分買って、合間のご飯がこれで、食材はこの肉で、と考えるようにしている。料理のバリエーションが僕と奥さんで違うので、使う食材も違うから冷蔵庫に食材を置いておいても使われて困るということもなく上手くいっている。
Ayano:最近は割り切ることも大事だなと思って。できないことはできない、頑張りすぎないと割り切ることも大切。週に1回デリバリーでいいかな、って。・・・ちょっといい格好しました、もうちょい使ってるかも週2回くらい(笑)割り切るところは割り切って、余裕が出た分は子供もストレスがかかっていると思うので、できるだけコミュニケーションとるようにしています。
Matsuda:やっぱり在宅勤務になって通勤の時間がなくなったので、奥さんなんか毎朝30分くらい子供を公園に連れて行ったり、僕はその間に家を掃除したり、通勤の空いた時間は家事というか家庭のことに時間使えるようになりましたね。僕は通常10時前後に出社するんですけど、在宅になってから8:30くらいから働いたりするので、その分夜も早く上がれるようになり、よくなったと思います。
Yasunobu:確かに。以前は通勤時間に何もできなかったけど、今は家のことをできるから時間をうまく使えるようになったね。
Ayano:私はうまく使えてないかも(笑)
Matsuda:通勤時間が短いからじゃないですか?(笑)
Ayano:満員電車に乗らなくなって余計な体力を持っていかれなくなったのはすごい幸せです!
③ 在宅勤務で仕事も家庭も諦めなくてよい理想の働き方・労働環境とは?
Ayano:ハード面とソフト面がありますね。ハード面はどうやっても個人の問題ではなくなってくるので、会社としてチームスピリットを活用してもらうことで社員がより良い働き方ができる方法を今後もっと情報提供していきたいですよね。あと最近はお客様と話していたら、お客様とのコミュニケーションツールや紙の問題について話題になりますね。
チームスピリットではクラウド型のビジネスフォンサービス(BIZTEL)が入っているので、パソコンさえあればすぐに電話に出られるというのが、すぐに完全在宅できた理由でもあるけれど、「そんなシステムがあるんですか?」というお客様もいましたね。そういうハード面というか、あくまでチームスピリットを起点にした働き方の自由度とか生産性を上げるためにこういう働き方があるよ、という情報の1つとして電話のシステム(BIZTEL)だったり稟議や署名の電子システム(DocuSign)など、自社で導入したシステムのノウハウについての是非チームスピリットで情報発信していけたらいいですよね!
Yasunobu:チームスピリットのいいところって電子化における取組みもそうだし、あとはうちの社員の特性かもしれないけど、みんなが裁量をある程度持って自分で仕事が出来るし、周りもそういうやり方を否定しない。管理をガンガンしてるという感じではない雰囲気がうちの会社ってあるよねと思ったりしますね。
Matsuda:お客様アンケートの中間結果を見ると、やっぱり「社員が実際どう働いているのかわからない」とか「勤務状況をチェックしたい」みたいな意見が多くて。その中でもそういう形ではなくて「性善説に立ってやるスタンスが大事ですよね」という会社もあって、そういう考え方っていいなって。これからはそういう会社が選ばれていくんじゃないかなと思いました。
Ayano:「チェックしたい」っていうのがわかる気はしますよね。本当にやってるの?とか何やってるの?とかなっちゃう気持ちはわかりますね。
Matsuda:そうですね。でも、在宅勤務でサボっている人は通常勤務でも既にサボってるんじゃないかと思いますね。(笑)
Yasunobu:まあでも、「サボっている」の定義って難しいんだよね。何を持ってサボってるって言うのかなって。
Murakami:うちの会社でサボる人が思い浮かばない。私が知っている限りいないですね。
Yasunobu:仕事が楽しいからだと思うけどね
Ayano:うーんいいこと言う!
Murakami:やりがいのある仕事をやっている。と
Yasunobu:そうそう。楽しいと思っていないとやっぱりやりたくないって思っちゃうよね。だからやっぱ楽しい職場にしていくというのがすごく大切だね。
Ayano:諦めなくていい理想の働き方、追求していくものだから私たちが先陣きって体現して行きたいですね!
4. まとめ
■ 子育て社員の考える "テレワークの課題"
- 子供の勉強を見ることや子供の生活を守るという部分で考えること
- 学校の先生が本来やってくれていたことを家庭で対応しなければいけないこと
- オンオフの切り替えが難しく、仕事をしすぎてしまう場合があること
■ 子育て社員が実践する "テレワークの工夫"
- 朝の時点でその日の3食分の食事を決めておく
- 週1~2回の買い物で、いつ何を作るかを想定しながら計画的に食材を購入する
- 土日に作り置きをしっかりしておく
- デリバリーやコンビニもたまには活用する
- できないことはできない、頑張りすぎないと割り切ることも大切
- 通勤がなくなった分の空いた時間は、家事や家族との時間に充てる
- 時間を分割して、子供が入ってこない時間に仕事するように計画する
■ 子育て社員が思う "完全在宅になって良かったこと"
- 満員電車に乗らなくなって余計な体力を持っていかれなくなった
- 在宅勤務に理解のある会社に勤めているからこそ、ここまで子供について悩める
■ 子育て社員が伝えたい "想い"
- ハード面では、自社で導入したシステムのノウハウやチームスピリットを活用した働き方の自由度や生産性を上げるための取り組みや働き方を発信していきたい
- ソフト面で注目されている「サボり」の予防法は、社員が楽しくやりがいをもって働ける環境作りにありそう
- 「仕事も家庭も諦めなくていい理想の働き方」は追求していくものだから、私たちが先陣をきって体現して行きたい
< オンライン座談会の様子 >
テレワークブログの連載スケジュール
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6/5(金)公開予定 |
チームスピリット社員に聞く、テレワークのコツ テレワーク座談会 vol.3:各職種編 |
6/9(火)公開予定 |
チームスピリット社員に聞く、テレワークのコツ テレワーク座談会 vol.4:チーム運営編 |
※内容や掲載日は変更になる可能性があります。
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