「ホワイトマーク」は従業員満足度の高い健康経営の証し

「ホワイトマーク」は従業員満足度の高い健康経営の証し

経営資源の 3 要素が「ヒト・モノ・カネ」であることは、多くの方がご存知でしょう。それらはどれも欠くことができないものであり、3 要素が健全でなければ企業経営は成り立ちません。そのため、世の中に価値あるプロダクト(モノ)を提供し、多くの収益(カネ)を上げることと同様に、ヒトを大切にした「健康経営」が重要になります。

きちんと自社のヒトに向き合う企業では、従業員のエンゲージメントを高めることがプロダクトの質や収益増に還元されるという考え方をします。つまり、第一に従業員の健康を大切にしていて、その結果としてビジネスにおける成果が出ると考えているのです。今回はそんな求職者に選ばれ、さらに企業の生産性向上にもつながる「健康経営」を実現するポイントを紹介します。

重要な企業戦略の1つである「健康経営」とは

健康経営とは、「従業員が健康的に働ける環境を整備し、その施策によって生産性向上を目指す」経営方針を指します。従業員の健康管理を本人だけに委ねるのではなく、経営的な視点で個々の健康管理に目を向けていることが特徴です。それゆえに重要な経営戦略の1つと捉えられている企業も増えています。

健康経営の考え方は、アメリカの経営心理学であるロバート・ローゼン氏が説いた「ヘルシーカンパニー思想」に基づいています。「健康な従業員こそが収益性の高い会社を作る」「従業員が健康であることが企業経営の基盤を支えている」という考え方が明確に定義されました。冒頭でも触れたようにモノ・カネ重視の営利的な経営ではなく、ヒトに重点を置いた健全な経営を目指すうえで、現在では多くの経営者がこの概念を参考にしています。

健康経営

劣悪な労働環境のせいで健康を損なう従業員が続出するような企業は、短期的には成長できても長期的な成功を見込めません。だからこそ、従業員の健康に気遣い、パフォーマンスの向上に注力することで会社全体の業績アップを目指す健康経営の在り方は、現代の重要な企業戦略の1つと言えます。

企業が健康経営を実践するメリット

従業員が健康な状態で就業できることは、個人はもちろんのこと、企業全体においても非常に有益です。健康な従業員が多ければ多いほど、優れたパフォーマンスを発揮しやすくなると考えられています。では企業が健康経営を実践し、健康な従業員が増えることで具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。経営レベルまでに波及する有益性について紹介します。

メリット1:業績向上

従業員が健康であることによって、まず労働生産性の向上につながります。長時間労働などで疲れていたり、ストレスを抱えていたりする状況では集中力も散漫になりがちであり、本来のパフォーマンスをなかなか発揮しづらいでしょう。効率的、精力的に業務に取り組むためには、健康が第一です。つまり、心身ともに満たされている状態を常にキープすることが重要となります。業績向上は従業員の頑張りに大きく依存しているので、健康に気遣い稼働を助けてあげる必要があるでしょう。

メリット2:組織としての価値向上

従業員が歯を食いしばりながら働いてはいるものの、健康上の問題で仕事のパフォーマンスが落ちている状態を「プレゼンティズム」と言います。1人がプレゼンティズムに陥ることで周囲の従業員にも悪影響を与えたり、本人も余計に体調を崩しやすくなったりすることがあります。

残業やハードワークでプレゼンティズムにならない環境を整えること、さらには不調になった場合もすぐに休息を取れる雰囲気や制度を作ることは、職場としての価値向上において非常に重要です。組織で健康に気遣える職場は従業員にも働きがいを感じてもらいやすく、良い影響が波及する傾向にあります。

メリット3:採用力 アップ

健康経営は現場で働く従業員のパフォーマンスを上げるだけでなく、従業員の採用にも効力があると考えられています。経済産業省が行った「健康経営の認知度と就職先に望む勤務条件等についてアンケート」によると、就活生およびその親の多くが「従業員の健康や働き方に配慮している」を企業選定のポイントに挙げました。新卒時はもちろん、転職時にも同じポイントを気にする方は多いでしょう。新卒にしても中途採用にしても、健康経営を取り入れることで優秀な人材が集まりやすくなるはずです。

厚労省認定のホワイトマーク

企業が健康経営に取り組むことには多くのメリットがありますが、単に「健康経営に取り組んでいます」とアピールするだけでは求職者には響きづらいでしょう。そこで健康経営を実施している優良企業であることを対外的に示す手段として「ホワイトマーク」が挙げられます。

厚生労働省は健康経営を含む労働安全衛生法に沿って労働者の安全や健康を確保する対策に取り組んでいる企業に対し、ホワイトマークを付与しています。ホワイトマークを取得すれば、認定期間となる3年間は厚生労働省の公式ホームページに社名が掲載。テレビ、ネット、業界紙など各種メディアへの露出の際に自社のアピールをすることができます。近年ではホワイトマーク取得企業限定の就活イベントが開催されるなど、厚生労働省の認定を受けることでさまざまなメリットを享受できます。

ホワイトマークの取得方法

ホワイトマークの取得には、厳しい認定基準をクリアする必要があります。数ある企業認定制度の中でも、ホワイトマークの認定基準はとりわけシビアであり、それゆえに取得した企業の評価や信頼性は非常に高いと言えるでしょう。

認定を受けるには約80にものぼる項目で基準を満たし、それを証明する書類作成の必要性があります。認定基準の項目の中には定性的な表現もあるため、自社が基準を満たしているか判断が難しい点もあるでしょう。その難解さは厚生労働省が発行している取得マニュアルが80ページ近くのボリュームになることからも窺い知ることができるはずです。

自社の労働環境がホワイトマークの基準を満たしているかどうかは、自己診断サイトで確認できるため、申請を考えている方はまずチェックしてみましょう。自己診断の結果、ホワイトマークの基準を満たしているのであれば、証明するための書類を添付して都道府県労働局へ申請してください。労働局による書類審査やヒアリングの結果、見事基準が満たされていればホワイトマーク認定となります。

過重労働の防止のためにできること

ホワイトマークを取得するには、多種多様な項目でそれぞれに定められた基準点を上回る必要があります。将来的なホワイトマーク認定企業を目指すのであれば、「TeamSpirit」の導入がおすすめです。TeamSpiritなら、認定基準の約1/3の当たる「安全衛生活動を推進するための取り組み」「過重労働防止対策」をサポートできます。特に過重労働防止対策は13点中8点を取得しなければならない重要な項目なため、対策は必須です。

過重労働

過重労働を防止するには、労働の負荷を軽減するための計画を策定して実施するほか、従業員の労働状況を把握しなければなりません。時間外労働や有給休暇の取得率を正確に把握し、もし基準を満たしていなければ対策を講じる必要があります。従来のようなタイムカードや出勤簿などのアナログな管理体制では、時代が求める勤怠管理を実現することは困難です。

TeamSpiritを使えばリアルタイムに、従業員それぞれの就業状況や有給休暇の取得率を把握できるため、状況を見ながら時間外労働を抑制し、過重労働の防止に努めることができます。評価項目には計画の進捗などを継続的に分析できるかどうかも評価ポイントにありますが、TeamSpiritなら容易に分析して経営計画に反映することも可能になります。経営層が健康経営を意識し、的確な勤怠管理を行うことで過重労働の防止につながるはずです。

ホワイトマーク取得企業の持続的な成長のための3ステップ

認定基準が高いホワイトマークを取得することは企業としての1つの目標となりますが、決してそれがゴールではありません。むしろ、ホワイトマーク取得を機に、さらなる労働環境の改善と事業の成長を目指すことが求められます。ではホワイトマーク取得企業がその後も成長し続けるためには、どんな対応が必要となるのでしょうか。3ステップに分けて段階的に説明します。

ステップ1:現状把握

ステップの第一段階は現状把握です。ホワイトマークを取得できているので、労働時間や有給休暇の取得状況が基準を満たしているのは当然だと言えます。しかし、就業状況の把握はホワイトマーク取得のために行っているわけではないので、従業員の労働状況を継続的に可視化することが必要になります。

また、法規制に引っかかる残業時間や有給休暇取得率の確認だけでなく、従業員の作業工数を把握して生産性についてもチェックしましょう。ホワイトマーク取得が事業の成長や従業員の生産性の担保に寄与していなければ意味がありません。生産性が落ちている従業員がいないか、成果につながらない業務がないかを常にチェックして把握することは不可欠です。

ステップ2:対策の検討と実行

現状把握ができたら、生産性を高めるための対策を検討して実行しましょう。たとえば、習慣で行っている業務に対し、本当に必要な業務かどうかを検討し、必要がなければ省略しましょう。必要な業務であっても、複雑になっている業務は簡素化できないか検討することが大切です。生産性向上を目指し、組織の稼働を常にアップデートさせることを意識しましょう。

また、業務をシステム化して効率を上げることも求められます。この際に重要なのが、既存の業務フローを基準にシステムを作り込むのではなく、標準的なシステムのフローに業務プロセスを合わせることです。場合によっては業務をアウトソーシングすることも検討しましょう。自社のコア業務ではなく、ノウハウの蓄積が必要のない業務であれば、パートナーに外注して効率化を図ることで利益率が高くなる場合もあります。

ステップ3:モニタリング(効果測定)

対策は実行して終わりではなく、実際に効果が出ているのかをモニタリング(効果測定)することが重要です。実行しても効果のなかった施策は、何がいけなかったのか再び分析し、再度対策を講じましょう。効果の現れた対策についても、さらに改善の余地がないか検討するなどトライアル&エラーを繰り返すことが大切です。

ホワイトマーク認定レベルでサポートするTeamSpiritの機能

ホワイトマークの取得を目指す、あるいは認定を受けてその水準のキープを目標とする企業では、精度の高い勤怠管理が必須となります。TeamSpiritにはホワイトマーク認定レベル基準で企業をサポートできる機能が搭載されています。

機能1:労働時間の把握

労働時間の把握

TeamSpiritはスマホやPC、ICカードなど多様な方法で勤怠の打刻が可能です。打刻データはリアルタイムにクラウド環境に収集され、TeamSpiritの勤務表に自動反映されて集計されます。日々の残業時間もリアルタイムに反映されており、残業時間の多い従業員の勤務状況を本人はもちろん、管理職や人事部門が労働時間を正確に把握できるため、時間外労働の超過などのリスクを未然に回避できます。

機能2:有給休暇消化状況の把握

TeamSpiritは勤怠管理機能に加えてワンストップで休暇申請が行えます。また、有給休暇の消化日数を雇用形態に合わせて自動計算してくれるので、それぞれの従業員休暇残日数をひと目で把握し、管理できます。労働基準法に則り、定期的に有給休暇が自動付与されるので、従業員ごとに日数を計算する手間も省けるでしょう。

機能3:働き方(時間の使い方)のモニタリング

時間の使い方

TeamSpiritでは、スマホアプリから簡単に工数管理が行えます。従業員がどんな業務にどれだけ時間を割いたのかをリアルタイムでモニタリングできるので、業務状況を可視化できるだけでなく、生産性向上のための指導にも役立てられます。業務効率のアップを目指すのであれば、まずは従業員の働き方(時間の使い方)を知ることが大切です。

TeamSpiritで企業成長と従業員満足の実現を

働き方改革関連法の順次施行など絶えず世の中は変化しているなか、その時代に合わせた働き方を実践することが大切です。優良企業に対しては政府が認定するホワイトマークの制度があるので、企業努力次第で管理体制がなってない企業との差別化を容易に図れます。従業員が健康で健全な労働ができる環境を整えることで、企業成長と従業員満足の実現を目指しましょう。

そのためにも、自社の実態を適正に把握することが不可欠です。特に過重労働防止のための実態把握や管理方法にお困りの企業は、お気軽にTeamSpiritへご相談ください

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