事例ポイント

決め手
  • プラットフォームのセキュリティや稼働安定性に安心感があった
  • インストール後すぐに利用できる分析レポートのテンプレートが充実している
効果
  • 受注活動〜プロジェクト管理に至るまでの案件ステータスや工数が可視化できた
  • 可視化により、工数や受注コスト、案件の質などが適正か検証できるようになった
  • 専任のコンサルタントの支援により、効率よく導入ができた

事例概要

機能
工数管理, 電子稟議, プロジェクト原価管理, レポート・ダッシュボード
業種
システム開発, コンサル・士業, 人材・派遣
従業員数
1000人以上
特徴
データの見える化・分析, プロジェクト原価や利益の見える化, プロジェクト原価管理の効率化, システム運用負荷の軽減

世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダー、Adecco Groupの一員であるModis株式会社。「人財の創造と輩出を通じて、人と社会の幸せと可能性の最大化を追求する。」という企業理念のもと、ITとエンジニアリングの専門知識を結集し、「Tech Consulting」・「Tech Solution」「Tech Talent」・「Tech Academy」の4つのサービスを展開しています。

IT/エンジニアリング領域で、経営戦略から現場レベルでの技術サポートにいたるまでのコンサルティングサービスを一気通貫で提供する同社は、顧客企業の変革のみならず、そこに携わる個人に挑戦と成長の機会をもたらし、人財を躍動化させることで社会全体を変えていくことを目指しています。

Modis社は今、ビジョンの実現に向けてどのような取り組みを行い、またそのなかでTeamSpiritはどのように貢献しているのでしょうか。常務執行役員Consulting事業本部 本部長 塩田様、Consulting事業本部 OSソリューション事業部 事業部長 宮田様に、お話を伺いました(以下敬称略、役職はインタビュー当時のもの)

独自のサービス「バリューチェーン・イノベーター」で、製造現場レベルの変革から企業・産業の変革を通じた社会課題の解決までを一気通貫で支援

御社の事業の強みについて教えてください。

塩田:当社は「バリューチェーン・イノベーター」(VI)という独自のサービスを提供し、現場に密着したコンサルティングで企業のデジタル変革を支援しています。製造現場レベルの変革支援を「VI 1.0」、産業レベルの変革支援を「VI 2.0」、企業・産業の変革を通じた社会課題の解決を「VI 3.0」とし、部門レベルの課題、またそこから発展した企業全体の課題を発見し、解決策の提案から実装までを一気通貫で行っています。

一般的なコンサルティングファームは市場調査や自社分析を通して経営者が描く未来を具現化するところに強みがあるかと思いますが、当社はそこにプラスして現場での問題収集や業務理解、業界特有の潜在的な課題に対しても深い理解とノウハウを有しています。

当社がこれをできるのは、エンジニアリングからスタートした会社だからです。当社では約9,000名のエンジニア・コンサルタントが日々、お客様の現場が抱えるさまざまな課題に直接向き合いながら、当社のサービスを支えています。そのなかで、「ビジョンマッチング」・「人財躍動化」をテーマに個人の能力開発にも力を注ぎ「VI3.0」を担う人財をひとりでも多く育てていくというのが、当社のビジネスの軸となっています。

Modisで働くエンジニアやコンサルタントの成長が、御社自身の事業戦略・経営戦略の実現に直結するわけですね。

塩田:日本でも「人的資本経営」という言葉がようやく注目されるようになりました。「人的資本経営」とは人財を企業のコスト要因ではなく「資本」つまり投資対象とみなし、中長期的な企業価値向上につなげるという考え方です。ESG・SDGsへの重要性が増していることを背景に、「人的資本」に関するKPIの定量的な指標を開示することは欧米では当たり前になっています。人財に積極的に投資し、情報を積極的に開示する企業に投資家やアナリストの注目が集まるという流れが生まれています。当社の「人財の創造と輩出を通じて、人と社会の幸せと可能性の最大化を追求する。」という企業理念は人的資本経営そのものです。テクノロジー企業であり人財開発企業として、ここにしっかりとフォーカスした取り組みをしていかなくてはならないと考えています。

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常務執行役員Consulting事業本部 本部長 塩田 ゆり子氏

受注活動からプロジェクト完遂まで、案件の質・稼働状況などをリアルタイムで分析・評価し、目標に対する現在位置をレポートで可視化

御社のビジョンを実現するうえで、TeamSpiritはどのような役割を果たしているのでしょうか。

宮田:当社では、目指す未来に向けての現在位置を把握するために、TeamSpiritを活用しています。受注活動からプロジェクト完遂までを「ヒト」と「カネ」の視点で管理し、 案件の質や状況を可視化し、どのような産業のクライアントに、どのサービスで支援したかを分析することで、未来に向けて正しい方向に向かっているのかどうかを確認しています。

具体的には、どのような数値を可視化・分析されているのでしょうか。

宮田:受注活動・受注・プロジェクト管理といったプロセスのなかで案件ステータスや稼働工数を可視化し、どのプロセスで何を実現したのかを数値化しています。KPIとしては、例えば受注活動であれば、活動件数・活動工数・ステータス日数、受注の段階では、受注件数・売上金額・原価金額・想定工数、プロジェクト管理においては、工数実績・原価実績・プロジェクト推進ステータスなどを設定しています。これらを元に受注リードタイムや受注トレンド分析などを行うとともに、稼働分析やプロジェクトの難易度に基づいた能力評価など個人の評価にもつなげています。

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TeamSpiritの導入効果をどう感じていらっしゃいますか。

TeamSpiritは、直感的な操作で工数などを入力することができ、レポート機能も充実しているので、とても使いやすいと感じています。これまでブラックボックスだったところが「見える化」されることで、我々の事業の推進が正しい方向に向かっているのかどうかというのを、数字的な根拠を元にリアルタイムで把握することができるようになったため、事業推進を行う上での経営判断に役立てることができています。

案件が増えているかどうか、個人の稼働工数がどうなっているか、受注金額やコストが適正か、案件の質に問題はないかなどをしっかりと検証することは、弊社がお客様とともに進むことができているかどうか、お客様の成功にむけて正しく支援ができているかどうかを確認することにつながります。目指す世界に対しての現在位置をより厳格に把握することができるようになったと感じています。また、プロジェクトマネージャーがプロジェクトのステータスやコストを自己管理するためのツールとしても役立っています

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Consulting事業本部 OSソリューション事業部 事業部長 宮田 崇史氏

Salesforceが基盤であることへの安心感や導入・展開のしやすさがTeamSpiritの魅力

TeamSpirit導入のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

宮田:エンジニア派遣事業ではひとりがひとつのお客様先の仕事に携わっていますが、アウトソーシング事業では複数のメンバーがひとつのプロジェクトに参加する、またひとりが複数のプロジェクトに携わることになります。

アウトソーシング事業の規模がそれほど大きくなかった時代にはエクセル管理で十分でしたが、案件が増えていくなか、システムで管理する必要性を感じました。多種多様なサービスがあるなかでTeamSpiritに決めたのは、もともと社内でSalesforceの開発基盤を使用していたため、安心感があったこと、また運用の手間がかからないことに大きな魅力を感じたからです。

組織・個人についてさまざまな角度から分析したいと思ったときに、インストールしてすぐ利用できるレポートのテンプレートが充実していたので、導入もスムーズでした。TeamSpiritを社内に展開する際には、プレミアサポートも活用させていただきました。専任メンバーをアサインできない状況で、いろいろな技術支援をしていただき、とても効率よく導入をすすめられたと思います。

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インストールしてすぐにデータの可視化や分析ができるレポートのテンプレートが充実

今後TeamSpiritの活用を広げていきたいという思いはありますか。

塩田:今後は、より厳格な原価管理などにもTeamSpiritを活用できたら、と思っています。人的資本経営にはデータ活用が欠かせません。当社が目指す世界の実現に向けて、ぜひパートナーとして支えてもらえるとありがたいです。

Modis株式会社

設立
2004年2月
事業内容

創立以来、IT基盤構築や、金融・流通分野のアプリケーション、家電製品等の組み込みソフトウエア開発を強みにしてきた独立系システムインテグレーター。人工知能、ロボット、センサー、データ分析などを加えた多様な技術領域を有し、幅広いITサービスを提供。

URL
https://www.modis.co.jp
取材年月
2022年5月

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