テレワークの長時間労働が急増中?在宅での働き過ぎの予防策

テレワークの長時間労働が急増中?在宅での働き過ぎの予防策

新型コロナウイルスの蔓延による感染症対策の一環としてテレワークを導入する企業が急増しています。通勤時間の短縮や多様な働き方に対応する手段という本来の目的ではなく、奇しくも緊急事態の急場を凌ぐ施策がきっかけでテレワークが浸透する形になりました。しかし、多くの企業でテレワークが導入されたことによって、継続して取り入れていくべきワークスタイルの1つだという認識が高まっています。

しかし、一方でテレワークの導入をきっかけに噴出した課題もあります。その1つがテレワークにおける長時間労働です。本来なら時間をかけて導入されるべきテレワークが、一気にニューノーマルな働き方になりました。その影響で遠隔での業務であるが故の長時間労働に陥っている方も少なからずいるでしょう。社会に浸透したからこそ見えてきたテレワークの課題ですが、長時間労働における適切な対策はあるのでしょうか。在宅での働き過ぎの予防策について紹介します。

テレワークの実態調査で見えてきた実態と課題

遠隔でも効率的に働ける方法として、コロナ禍の世の中で一気に世間一般に受け入れられたテレワーク。良い面がフィーチャーされることが多いですが、導入によって多くのワーカーが自覚した課題ももちろんあります。日本労働組合総連合会では、テレワークの急増に伴い 2020 年 6 月に「テレワークに関する調査」を実施。その調査の結果をもとに、テレワークの実態と課題に迫ります。

実態1:テレワークの頻度と労働時間について

まずテレワークの頻度について検証します。2020年の4月以降にテレワークの勤務実績がある人の実に72.7%が「勤務日の5割以上」と回答。テレワーク経験がある人は、積極的に在宅での仕事を取り入れていることが想定されます。さらに72.7%の内訳をみると、「勤務日は毎日」が 26.0%、「勤務日の 7~8 割程度」が 25.9%、「勤務日の 5 割程度」が 20.8%とテレワークがかなり支持されていることが分かります。

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また、1日にどのくらい働くかという質問に対してテレワーカーの37.9%が「8 時間以上」と回答している点にも注目です。つまり4割弱の人はテレワークでも残業をしていることになります。テレワークは業務効率化を目指したワークスタイルでもあるので、在宅でも長時間労働している人が多いという事実は看過できないでしょう。

実態2:テレワーク時の労働時間の管理方法について

テレワークの際の労働時間の管理方法に関する質問には、「ネットワーク上の出退勤管理システムでの打刻(27.6%)」がもっとも多い回答となりました。次いで、「メール等による管理者への報告(18.7%)」「パソコン等の使用時間(ログインとログアウト)の記録(16.7%)」と続きます。

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この結果を見るに、テレワークの管理体制は会社によってバラバラであり、遠隔での適正な労働時間の管理が完璧にできている企業はそこまで多くないことが予想されます。コロナ禍で急いでテレワークを導入したものの、「管理体制が整っていない」という企業も少なくないでしょう。

実態3:時間外・休日労働の有無について

「残業代支払いの対象となる時間外・休日労働をしたにもかかわらず申告しないことがあったか」という質問に対しては、65.1%もの人が「あった」と回答しています。さらに「残業代支払いの対象となる時間外・休日労働をしたにもかかわらず勤務先に認められないことがあったか」という質問に対しては56.4%の人が「あった」と答えました。この数字はテレワーク時における時間外・休日労働の在り方が形骸化していることを示唆しています。

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テレワークにおける時間外・休日労働が軽視される傾向にある理由を深掘すると、大きく2つの理由に行き着きます。もっとも多かったのは「申告しづらい雰囲気だから(26.6%)」。次いで「時間管理がされていないから(25.8%)」という回答でした。テレワークでは残業している様子が見えないこともあり、管理者側が就業状況を適正に把握しきれていないことが浮き彫りとなっています。その結果、在宅で長時間労働をしていても、時間外・休日労働扱いされていないケースが多いと予想できます。

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実態4:今後のテレワークの希望について

テレワークの継続を希望するかという質問に対しては、81.8%の人が「希望する」と回答しています。特に30代の女性では89.6%と9割の人が希望するなど、労働者におけるテレワーク支持率の高さが窺えます。これはテレワークの有用性が世間に認められたと言っても過言ではないでしょう。

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さらに今後どれくらいの頻度でテレワークを行いたいかという質問に対しては、「勤務日の5割以上」との回答が63.1%にのぼりました。テレワークを希望しているのはもちろん、オフィスワークよりも割合を増やしたいと考えている人が多いようです。このようにテレワークに好感を持って働いている人が多く、今後はオフィスワークに代わる働き方のニュースタンダードになる可能性すら秘めています。

課題:テレワーク継続のために必要な改革とは

実施者の中で継続要望が多いテレワークですが、そのためにも克服すべき課題が少なくありません。特に改善の余地があると感じているのは、「会社トップの意識改革(31.3%)」「経費の負担(28.6%)」「適切な労働時間管理(24.2%)」の項目です。

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これらの結果を見て分かる通り、テレワークの課題は労働者側というよりは、むしろ使用者側に多いと考えられます。つまり、テレワークという働き方を浸透・発展させるためにも、経営的な観点で会社の仕組みを変える抜本的な改革が求められているのです。

画像は「テレワークに関する調査」より引用

テレワークにおける長時間労働を防止するために

「テレワークに関する調査」によって、テレワークには課題も多く散見されるものの、実施者のニーズが極めて高いことが分かっています。テレワークでの業務に快適な状態で臨んでもらい、それぞれの労働者の生産性を高めるためにも、課題解決は経営面においても重要なミッションとなります。特にテレワークにおける長時間労働の是正は、在宅でも生産性が高く、安心して働ける環境を整備する意味でも最重要課題だと言えるでしょう。

そうした課題を解決するうえでもっとも効果的だと考えられるのが、勤怠管理ツールの導入です。クラウド型の勤怠管理ツールを活用することで、遠隔での就業状況の把握や管理の体制はどのように変わるのでしょうか。

リアルタイムで把握できる勤怠管理ツール導入の意義

オフィスワークの企業の大半が導入していた従来までのタイムカードで勤怠を打刻する方法では、テレワークでの勤怠を管理できません。同じ職場で働いていれば、管理職がメンバーの就業の様子を目視で確認できたため、厳密に時間管理をしなくても働きぶりをある程度は把握することが可能でした。

しかし、各メンバーが遠隔で働くテレワークにおいては、働いている姿を直接見ることはできません。オンライン会議のツールなどを使ってコミュニケーションを取ったり、勤怠管理ツールによって労働時間を把握したりする管理方法が基本となります。特にリアルタイムで勤務状況が分かるツールであれば、月中で業務過多になっているメンバーを瞬時に把握でき、対策を講じることもできます。管理されるメンバーにとっても、いちいち勤怠を申告する手間が省けるので働き方を大きく改善できるでしょう。

TeamSpirit で実現するテレワークの適正な勤怠管理

「TeamSpirit」 はオンライン上で適正な勤怠管理が行えるため、テレワークとの相性は抜群です。頻繁に改正される法令にもスピーディーに対応しているのはもちろん、多彩な機能を搭載しているため、テレワークにおける働きすぎの抑止にも効果的なツールです。テレワークにおいて有効活用できるTeamSpiritの機能を紹介します。

機能1:36 協定や法令で定められた労働時間に対する超過時間をリアルタイムに集計・可視化

TeamSpiritでは、法令や36協定で定められた労働時間に対する過不足時間や、年5日の年次有給休暇の取得義務に対する不足日数などをリアルタイムに集計・可視化できます。日々、就業状況を把握できるため、テレワークでの勤怠管理体制が整っておらず、気づいた際には法令違反になっていたという事態も回避できるでしょう。

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また、勤怠のデータは閲覧権限を設定できるため、現場の管理職やメンバー本人と情報を共有することで、法令で定められた労働時間を超過しそうな従業員に対して迅速な対応が行えます。

機能2:多彩なアラート機能で長時間労働を未然に回避

毎日勤務状況をチェックしていても、多数いるメンバーの勤務状況を一人ひとり把握するには限界があります。部下が多い管理職の場合はなおさらです。TeamSpiritであれば、多彩なアラート機能が備わっているため、条件を指定すれば、労働時間が超過しそうなメンバーや有給の取得目標が未達となりそうな従業員やその上長にアラート通知で警告をしてくれます。

労働時間が超過していないか逐一チェックする必要がなくなるため、管理業務の負担も減り、その分他の仕事に集中できるでしょう。どの条件でアラートを通知するのか、誰に通知を送るのかも設定可能なので、自社の組織体系に合わせてカスタマイズしましょう。

機能3:従業員自身・管理者・所属長の三者で労働時間の把握と対策

長時間労働を防止するには、人事労務が対策を練るだけでは不十分です。従業員自身はもちろん、その上長まで巻き込む必要があります。TeamSpiritなら自身で所定労働時間に対する過不足時間などを確認ができるほか、管理者が適宜労働時間をチェックし、上長には定期的に残業時間の予測値などをレポーティングすることもできます。

通知設定やレポート配信の設定を適切に行うことで、本人以外への状況の周知やアラートも行えるので、総合的な労務管理が可能になります。

機能4:勤怠管理と連動した工数管理で長時間労働の実態を正確に把握

日々の業務量や労働時間の実態を把握できていなければ、長時間労働の本質的な改善策にはつながりません。その場限りで労働時間を削減しても、翌月以降も同じ事態が再発するのは目に見えています。長時間労働の根本的な解決には、まずは労働状況を正確に把握することが必要不可欠です。その上で必要に応じて従業員の業務の取捨選択をサポートし、人員の追加や定型業務のアウトソースの検討、システム活用による業務効率化などの施策を行うことが必要になるでしょう。

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TeamSpiritなら勤怠管理と連動した工数管理が可能なため、なぜ長時間労働が発生しているのかの原因究明をしやすいツールです。原因が判明すれば、適切な対策を講じることができるため、根本的な解決が望めるでしょう。

機能5:時間外労働・休日出勤などの各種申請は電子稟議機能で

テレワークでは、時間外労働や休日出勤などの各種申請が滞りがちになったり、そもそも電子化されておらずハンコを押すために出社したりするケースも聞かれます。TeamSpiritなら、電子稟議機能が搭載されているため、家にいながら簡単に申請・承認ができます。他にも稟議書、経費精算なども社内のルールに則ったワークフローを組めるため、業務効率アップが期待できるでしょう。

テレワークの長時間労働の問題は TeamSpirit で解決

新型コロナウイルスの感染対策として急速に普及したテレワーク。移動時間の短縮など、多くのメリットがある一方で、準備不足で導入した結果、在宅での長時間労働という問題が浮き彫りになった企業もあるでしょう。感染予防に留まらず、これからの時代にあった働き方だけに、テレワーク時の長時間労働を防止できる仕組みを考えていく必要があります。そのために勤怠管理ツールの導入は欠かせません。

TeamSpiritは、これまで多くのクライアントのテレワーク導入をサポートしてきました。「安心してテレワークを導入したい」「今の労働環境を改善したい」と考えている場合は、お気軽に資料ダウンロードもしくはご相談ください。

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